専門学校札幌デザイナー学院/総合校だからこそできる 学生の個性を引き出す教育とは

総合校だから実現できる「つながるデザイン」学生たちが垣根のない環境でクリエイティブに打ち込むことができるカリキュラム

北海道札幌市で開校30年の歴史を誇る専門学校札幌デザイナー学院。デッサンなどのアナログ表現から3D モデリングやレンタリングやシェーディング等のデジタル表現まで幅広くカバーし、「自らの視点」を伝えられるクリエイターの育成を目指している

札幌デザイナー学院の強みは、なんといっても総合校であること。総合デザイン学科「ゲームVR専攻」は、“物の見え方”を基本から学ぶデッサンから始まり、3DCGの造形、市場調査を含めたゲームプランニング、Unityの習得など幅広い知識を学生は身に付けていく。また、総合校ということもあり、姉妹校の学生である声優の卵たちにゲームキャラクターやバーチャルYouTuberにボイスを提供してもらうなど、実践的な学びができるうらやましい環境だ。





学生作品
現役クリエイター講師による活きた指導

教員も様々なバックグラウンドを持っており、阿紋先生はプロ3Dモデラー/フィギュア原型師として、バットマンなどのアメコミのキャラクターや、国内著名アニメ・ゲームのキャラなど、フィギュア原型のデジタルモデリング、さらにアクセサリー制作まで幅広く手掛ける現役のクリエイター。
「例えば現実にインテリアデザイナーがいるように、ゲーム内のインテリアデザイナーがいてもいい」と語り、学生に柔軟な発想とクリエイティブの力を身に着けてほしいと願っている。
そしてファッションメディア専攻担任の東出先生はアパレル企業出身。「ファッションの学生とゲームの学生をコラボレーションさせることで、よりリアリティの衣装が作れるのでは」と意気込む。その先にはバーチャル空間でのファッションショーというビジョンも見えているという。
こちらは公式キャラクターのViviちゃん。卒業生のイラストレーター『水溜鳥』がデザインを制作、阿紋先生が3Dモデリングを作成した。
イラストレーター・キャラクターデザイナーである高島先生は、この目まぐるしく変化する社会で通用するクリエイティビティを学生たちに身に着けてもらうために、「どんなアウトプットにも対応できる考え方」を教えることを常に心がけている。
Unity認定試験を目指すことで芸術面・技術面のコアなスキルを身につける

ゲームVR専攻科では、「Unity認定3Dアーティスト試験」の取得を学生たちにひとつの指標として提示している。Unity認定試験は、リアルタイム3D開発プラットフォームとしてゲーム業界のみならず映像/映画・建築・自動車・アートなど多種多様な業界で導入されているUnityのテクニカルスキルや知識を証明する公式の試験。合格者は認定技術者として企業に明確な能力をアピールすることができるのがメリットだ。世界共通の資格であり、学生たちが将来海外に羽ばたきたいと思った際にも通用するスキルとなる。